ヒドゥンシングル

ひどぅんしんぐる

ある行・列・ブロック内で、特定の数字が配置可能なマスが 1 つだけに限定される状態。

ヒドゥンシングル (Hidden Single) は、ユニット (行・列・ブロック) 内で特定の数字の配置場所が 1 箇所に限定される状態を指す。そのマス自体の候補は複数あるかもしれないが、「この数字はここにしか入れない」という論理で確定する。

ネイキッドシングルとの違い

ネイキッドシングルは「マス視点」で候補を絞るが、ヒドゥンシングルは「数字視点」で配置場所を絞る。視点の転換が必要なぶん、慣れないうちは見つけにくいと言われることが多い。発見の速さは慣れの度合いや盤面の状況によって変わるため、ネイキッドシングルと同じ速さで見つかるとは限らない。両者は排他ではなく、同じ盤面で交互に使える。

ブロック走査法

特定の数字に注目し、その数字が未配置のブロックについて、行・列の制約で配置可能マスを絞る。配置可能マスが 1 つに絞られればヒドゥンシングルが成立する。1-9 の各数字について全ブロックを走査するのが系統的なアプローチである。盤面にすでに多く置かれている数字ほど除外の材料が多く、絞り込みの手がかりを得やすい。

行と列でも成立する

ヒドゥンシングルはブロックだけの性質ではなく、行と列でも同じ論理が成り立つ。ある行の中でその数字を置ける空きマスが 1 つだけなら、そのマスは確定する。ブロック走査で手が止まったときは、行と列に視点を移すと見つかることがある。

よくある誤解

確定したマスの候補が 1 つに絞られている必要はない。そのマスに他の候補が残っていても、ユニット全体で見てその数字の置き場所が 1 箇所しかなければ確定できる。候補メモを書き込まないと使えない技法だと思われることもあるが、盤面を見るだけでも成立を確認できる。